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ー外壁塗装をしなければ何が起こる?外壁塗装の必要性を説明ー
外壁塗装を行わなかった場合、どのような影響があるのか、知りたい人は多いでしょう。
大切な家を長持ちさせるためには、外壁塗装は欠かせません。
この記事では、外壁塗装の必要性についてくわしく説明し、外壁塗装を行わない場合にどうなるのか、最適な外壁塗装のタイミングについても触れていきます。
外壁塗装を検討中の方は、参考にしてください。
放置すればどんな影響が?外壁塗装の必要性について
外壁塗装が不可欠である最大の理由は、外壁を保護するためです。外壁塗装の必要性について、家の美観を維持するためだけと考える人が多いですが、実際には住宅を保護する役割を果たしています。
新築から7〜10年が経過すると、塗膜の防護機能が低下します。その結果、外壁は紫外線や雨水に晒され、汚れや劣化が目立ち始めます。 周期的に外壁の塗り直しを行うことで、これらの保護効果を回復させ、さまざまな問題から家を守ることができるのです。
外壁塗装をするメリットは、以下のとおりです。
- 外壁の美しさを維持できる
- 外壁の老朽化を防ぎ、遅らせる
- 住宅の耐久年数を伸ばす
- 室内環境の快適性を向上させる機能を追加する
- 住宅の価値を維持する
外壁塗装は費用がかかる工事ですが、住宅を長期にわたって保護するためには欠かせません。
外壁塗装をしなければ何が起きる?
外壁塗装を行わない場合、どのような状況になるのでしょうか。 保護塗装の効果が失われた状態を放置することで発生する、具体的な6つの問題点を解説します。
外壁の劣化
外壁塗装を行わない結果として最も顕著なのは、外壁の劣化です。 外壁が劣化すると、時間が経つにつれて建物の内部までもが損なわれていきます。そうなると、単なる外壁塗装での修復は不可能となり、外壁の再張りや基礎や柱の補修が避けられなくなるため、注意が必要です。
雨漏り
外壁塗装をしなければ、塗膜の劣化や剥離が生じます。 この状態で雨水が侵入すると、雨漏りが発生します。湿気が内部に蓄積し、カビが発生するなど、建物の構造的なダメージにつながります。
害虫の侵入
外壁塗装をしないでそのままにしておくと、外壁の細かなひびや隙間から、害虫が家の中へ侵入する可能性があります。シロアリの侵入は特に注意が必要で、家の中の木材が腐食し、結果として建物の耐震性を損なう恐れがあります。また、衛生面でも問題が発生し、家が居住に適さなくなる場合もありますので、注意が必要です。
断熱性の低下
外壁塗装には、冬に外の冷たい気温から住まいを守る重要な役割があります。 外壁塗装を行わない場合、細かな隙間を通じて冷気が室内に侵入し、結果として暖房や冷房の効率が悪くなります。これは、エネルギーコストの上昇や居住環境の快適性の低下を招くことにつながります。
美観を損なう
外壁が色あせたり、汚れが目立ち始めると、建物の外観が美しくなくなります。 外観が整っているかどうかは、実は地域の治安状態とも関連しているとされています。したがって、外壁を定期的に塗装し、清潔に保つことは、家族の安全を守る上でも大きな意味を持っているのです。
資産価値の低下
外壁塗装を怠ることで外壁の劣化が進み、結果として物件の価値が低下します。 リフォームが必要となる状態まで劣化すると、物件の売却が難しくなる可能性も出てきます。長期的に見て、住まいを良好な状態で維持することはとても大切です。
外壁塗装の劣化と再塗装のタイミング
外壁塗装をする最適な時期について、見ていきましょう。
一般的に外壁塗装は、約10年ごとに必要とされています。しかし、居住環境によって、塗装に最適な時期が変わることがあります。以下のような状況が、外壁塗装の必要性を表すサインです。
- 外壁に触れると粉っぽさがある(チョーキング現象)
- 苔やカビが生えている ・外壁にひびが入っている
- コーキングの部分が老朽化している
これらの兆候が見られた場合は、専門の外壁塗装業者に相談しましょう。
外壁塗装が不要なケース
外壁素材や状況に応じて、外壁塗装の必要がない場合もあります。
特定の素材が使用されている場合
外壁塗装を必要としない特定の素材で外壁がつくられているケースでは、リフォームでの外壁塗装は不要です。
外壁塗装を必要としない主な素材には、以下のものがあります。
- タイル
- レンガ
- 樹脂製サイディング
タイルやレンガは、表面が自然に劣化することが少なく、高い耐水性を持っているため、外壁塗装を必要としません。 これらの素材はその耐久性によって、建築物を長期的に維持することが可能です。 しかし、タイルやレンガを固定するための目地材は耐久性が異なるため、塗装が不要でも目地のメンテナンスは必要なので注意しましょう。
また、樹脂製サイディングは、耐水性や耐久性に優れた塩化ビニル製の外壁材で、外壁塗装を必要性が低いです。特に寒冷地で好まれる素材であり、耐用年数は10年を超え、20年から30年後にメンテナンスが必要になることがあります。 しかし、日本では専門の施工業者が少ないため、あまり使用されていません。
解体や建て替えの予定がある場合
家を数年内に解体するか、新しく建て替える予定があるなら、外壁が少し劣化している状態であっても外壁塗装を急いで行う必要性が低いです。解体や建て替えを控えている期間、外壁塗装にかかる費用を削減することができます。しかし、家を解体する日が来るまで、家が安全な状態で住めることが前提です。
引っ越しの予定がある場合
転居の計画がある場合、外壁塗装を急ぐ必要性は低いかもしれません。 しかし、将来的に再度その住宅に戻る予定がある、または賃貸として使用する予定がある場合は、引越し前に塗装をしておくことがおすすめです。 家を長期間使用しない状態だと、雨や紫外線の影響で劣化するリスクがあります。そのため、住宅を長持ちさせるためにも、外壁塗装を検討しましょう。
まとめ
外壁塗装の必要性について、疑問を解消できたでしょうか。外壁塗装には相応の費用が必要ですが、大切な我が家を長期に渡って守る上で、外壁塗装は重要です。劣化は往々にして目に見えにくいものなので、定期的なメンテナンスを行いましょう。