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ー外壁塗装の工事工程を解説|施工の流れと注意点ー

はじめに
外壁塗装は、建物の美観を保つだけでなく、劣化を防ぎ耐久性を向上させる重要な工事です。しかし、実際にどのような工程で進められるのか、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?
外壁塗装は、事前準備から下地処理、塗装、仕上げ、点検まで、細かいプロセスを経て完成します。正しい工事工程を理解しておくことで、業者選びの際の判断材料になり、施工中のトラブルを防ぐことにもつながります。
この記事では、外壁塗装の基本的な工事工程を詳しく解説し、施工の流れや注意点について紹介します。
1. 外壁塗装の事前準備と確認作業
1-1. 現地調査と診断
外壁塗装を始める前に、専門業者が建物の現地調査を行い、外壁の状態をチェックします。
- 劣化状況の確認(ひび割れ、カビ、コケ、チョーキング現象など)
- 塗装の必要性の判断(塗装が必要な箇所の特定)
- 適切な塗料の選定(建物の素材や環境に合った塗料を決定)
1-2. 工事計画の立案
調査結果をもとに、具体的な工事スケジュールや使用する塗料、施工方法などを決定します。
- 塗装に適した時期の選定(天候が安定している季節がベスト)
- 施工期間の設定(約10日~2週間が一般的)
- 近隣住民への工事通知(騒音や臭いの影響を考慮)
1-3. 足場の設置
安全かつ効率的に作業を進めるために、足場を設置します。
- 作業員の安全確保
- 塗装のムラを防ぐための安定した作業環境の提供
- 飛散防止シートの設置(塗料が周囲に飛び散るのを防ぐ)
2. 下地処理(外壁の洗浄と補修)
2-1. 高圧洗浄
外壁の汚れやカビ、コケを除去し、塗料がしっかり密着するようにします。
- 水圧を調整しながら、壁全体を洗浄
- 洗浄後はしっかり乾燥させる(1~2日)
2-2. 劣化部分の補修
外壁のひび割れや剥がれがある場合は、塗装前に補修を行います。
- クラック(ひび割れ)の補修(シーリング材で埋める)
- 浮きや剥がれの処理(古い塗膜を剥がし、平滑に整える)
- 目地のシーリング補修(劣化したシーリング材を交換)
2-3. 下地調整
外壁の表面を均一にし、塗装の仕上がりを良くするために行う工程です。
- サンドペーパーや研磨機で表面を滑らかにする
- 必要に応じて下地強化剤を塗布
3. 塗装作業(下塗り・中塗り・上塗り)
3-1. 下塗り(プライマー・シーラー)
塗料の密着を良くし、耐久性を向上させるために最初に行う塗装です。
- 外壁の種類に応じた下塗り材を使用
- 塗料の吸収を抑え、ムラを防ぐ
3-2. 中塗り(仕上げ塗装の1回目)
中塗りは、塗膜の厚みを確保し、耐久性を高めるための工程です。
- 指定の塗料を均一に塗布
- ムラが出ないようにローラーやスプレーで丁寧に施工
3-3. 上塗り(仕上げ塗装の2回目)
最終的な仕上げとして、もう一度塗装を施します。
- 色ムラをなくし、美しい仕上がりを確保
- 塗膜の厚みを均一にすることで耐候性を向上
3-4. 乾燥時間の確保
各工程の間に十分な乾燥時間を取ることが、仕上がりの品質を左右します。
- 下塗りから上塗りまで、各工程で数時間~1日程度乾燥
- 天候や気温によって乾燥時間が変わる
4. 仕上げ作業と最終確認
外壁塗装の工程の最後には、仕上げ作業と最終確認が行われます。ここでは、建物全体の美観や耐久性を高めるための重要なステップについて説明します。
4-1. 付帯部の塗装
外壁だけでなく、雨どいや軒天、窓枠などの付帯部分も塗装を行い、建物全体の統一感を持たせます。
- 付帯部の塗装を行うことで、建物全体の美観を向上
- 特に劣化しやすい部分を保護し、耐久性を向上させる
- 雨どいや破風板などは、塗装することで防水性が向上し、腐食を防ぐ
4-2. 塗り残しやムラのチェック
塗装が完了した後は、施工業者が仕上がりを確認し、不具合があれば修正を行います。
- 塗り残しやムラがないか、細部までチェック
- 塗膜が均一に仕上がっているか、光の反射具合を確認
- ドアや窓周りの養生を剥がし、境目が綺麗に仕上がっているかチェック
4-3. 足場の撤去と清掃
塗装が完了したら、足場を撤去し、周囲の清掃を行います。
- 足場を解体する際、周辺への影響を最小限に抑える
- 塗料の飛散や作業中に出たゴミをすべて撤去し、現場をきれいにする
- 施主と最終確認を行い、施工完了を報告
最終確認が終われば、外壁塗装の工程はすべて完了となります。美しく仕上がった外壁を長持ちさせるために、定期的なメンテナンスも心がけましょう。
5. 外壁塗装後のメンテナンスと長持ちさせるコツ
外壁塗装を長持ちさせるためには、適切なメンテナンスが欠かせません。塗装後のケアをしっかり行うことで、美観を保ち、塗膜の劣化を防ぐことができます。
5-1. 定期点検を行う
塗装が完了した後も、定期的なチェックを行い、異常があれば早めに対処しましょう。
- 2~3年ごとの点検が理想(劣化の初期症状を早期発見できる)
- 外壁のひび割れや塗膜の剥がれを細かくチェック
- コーキングの劣化(ひび割れや剥がれ)がないか確認し、補修が必要か判断
- 特に雨水が当たりやすい部分や、日当たりの強い部分を重点的にチェック
5-2. 外壁の汚れを落とす
定期的に外壁の掃除を行うことで、塗膜の寿命を延ばすことができます。汚れの放置は、塗装の劣化を早める原因になります。
- 軽い汚れはホースの水や水拭きで落とす(強い水圧は避ける)
- 頑固な汚れは、外壁用の専用洗剤を使用して優しく洗浄
- 高圧洗浄機は塗膜を傷める可能性があるため、使用時は注意が必要
- コケやカビが発生しやすい部分は、防カビ剤を使用すると効果的
5-3. 早めの補修が重要
小さな劣化も放置すると、時間とともにダメージが拡大し、修理費用がかさむ原因になります。
- ひび割れや剥がれを見つけたら、できるだけ早めに補修を行う
- コーキングのひび割れが目立つ場合は、打ち替えや補修を検討
- 塗膜の剥がれが広がる前に、専門業者に相談し適切な処置を行う
- 外壁の劣化を放置すると、雨漏りや建物内部の腐食につながるため注意
定期的な点検と適切なケアを行うことで、外壁塗装をより長く美しく保つことができます。
まとめ
外壁塗装は、単なる色の塗り替えではなく、建物の耐久性を維持する重要な工事です。正しい工事工程を理解し、適切な施工を行うことで、美しく長持ちする外壁を実現できます。施工の際は、信頼できる業者を選び、しっかりと工程管理を行うことが大切です。
適切なメンテナンスを行い、外壁を長く美しく保ちましょう。