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2024.02.16

ー外壁塗装やらないとどうなる?リスクと本当に必要なタイミングを解説ー

ー外壁塗装やらないとどうなる?リスクと本当に必要なタイミングを解説ー

「外壁塗装をやらないとどうなるのか」は、よくある質問です。
また「目に見えての劣化はしていないけれど、塗り替えをやらないとどうなるの?」「10年毎に外壁塗装は本当に必要?」などの疑問もあるでしょう。
購入したマイホームを大切に守り長く快適に住むには、定期的なメンテナンスが必要です。特に外壁塗装は、マイホームを守る重要な役割をしています。

しかし、費用も時間もかかるため、できることならやりたくないと思う人がほとんどでしょう。
10年毎の塗り替えは目安であって、立地や環境によっても異なります。
目に見えて劣化がない状態とは、細かく見て診断しなければわかりません。なぜなら経年劣化をしない建物は存在しないからです。
また20年以上放置していると、何かしらの問題や症状がでています。

そこで、今回は外壁塗装の塗り替えをやらないとどうなるのか、どういうリスクがあるのか、そして本当に必要なタイミングについて解説していきます。

 

外壁塗装の塗り替えやらないとどうなる?必要性は?

外壁塗装の塗り替えはやらないとどうなるのか、また、なぜ必要なのでしょう。
それは、大切な家や建物を守る重要な役割をしているからです。
具体的な役割は3つです。

  • 建材の保護
  • 外部からの侵入防止
  • 景観を保つ

それでは役割を一つずつ説明していきます。

 

建材の保護

外壁に使用している建材は、一般的に防水機能が備わっていないため、そのままでは雨水の水分を吸い込み腐食してしまいます。
外壁の材質は主に、セメントや繊維質でできていて、防水の性質はありません。そのため、塗装によって防水機能を与えて保護しています。

 

外部からの侵入防止

外壁塗装に防水機能の役割があることは、雨水や水の侵入を防いでいるということです。雨漏りをしていないのは、外壁塗装が守っているからなのです。
外壁塗装は塗料に含まれている樹脂で塗膜をつくり、水の侵入を防いでいます。
もし水が侵入し建材が濡れると、腐食・変形・歪みを起こし、正常な強度を維持できなくなります。
これを放置すると劣化が進み、家や建物の寿命を縮める原因となるのです。

 

景観を保つ

外壁塗装の役割で1番わかりやすいのが、見た目をきれいにし景観を保つことです。
外壁塗装が劣化し放置していると、色褪せていたり汚れやカビが発生していたりし、外から見ても印象が悪くきれいではありません。
きれいな家や建物に見えるのは外壁塗装が健全だからです。

 

外壁塗装の塗り替えをやらないとどうなる?起こるリスク

外壁塗装の役割を担う塗料の機能は永久には続かないため、定期的なメンテナンスが必要です。
外壁塗装が劣化し放置したままやらないとどうなるのでしょうか。
次に、外壁塗装の塗り替えをやらないと起こるリスクを説明していきます。

 

雨漏りがする

外壁塗装の塗り替えをやらないまま放置すると、雨漏りが起こる可能性があります。
経年劣化によって塗装が剥がれてくると、防水機能が失われて雨水が染み込みやすくなります。
雨漏りは建物の内部が濡れて、柱や土台を腐食させ建物全体の劣化を進行させる原因です。
建物の劣化が進むと、耐震性も損なわれていくことにつながります。

 

シロアリの発生や害虫の侵入

雨漏りを放置すると、シロアリが発生する可能性があります。
シロアリは水分を含んだ木材が好物です。そのため、雨漏りによって濡れた内部の木材がシロアリを呼び寄せてしまいます。
シロアリは、建物内部の木材を食い荒らします。食い荒らされた部分が空洞となり、建物の耐震性が失われてしまうのです。

また、建物の内部が濡れて湿度が溜まると、シロアリ以外に害虫が繁殖するケースもあります。内部に害虫が繁殖することは衛生環境も悪くなり、住んでいる人の身体にも影響してくるでしょう。

 

建物の寿命が短くなる

外壁塗装の塗り替えをやらずに放置していると外壁が劣化するだけではなく、雨漏りやシロアリ・害虫の発生により、建物の内部にまで影響を与えます。
内部が腐食したり空洞ができたりすると、耐久性が失われていき、建物の寿命が短くなるのです。
耐久性が失われた建物は地震・台風・雪など、外の自然環境に耐えられなくなります。結果、住んでいる家族の命を危険に晒してしまうことにつながるのです。

 

隙間風が入る

外壁塗装が劣化すると、ひび割れや隙間ができます。これにより、隙間風が入ってくるのです。
隙間風が入ると冷暖房機の効きが悪くなり、快適な室内環境を保てないだけではなく、電気代にも関わってきます。
また、梅雨時期は室内の湿度にも影響し、隙間風が入ることでじめっとした環境で過ごさなければなりません。
カビも発生しやすくなり健康被害を生み出し、衛生状態にも影響してくるでしょう。

 

資産価値の低下

建物自体の劣化が進めば、資産価値も下がっていきます。
例えば資産価値が下がった建物を売却するときに、大幅な値下げをしなければならなかったり、買い手が見つからなかったりすることが考えられます。
土地に影響はありませんが「建物はいらないから更地にしてほしい」といわれる可能性もあるのです。
更地にするには撤去費用がかかり、結果的にマイナスになるケースもあり得るでしょう。
資産価値が下がると、融資を受けるときにも評価額が下がるので影響を及ぼします。
建物を維持することは、将来を考えると非常に重要なことです。

 

見栄えが悪くなる

外壁塗装の塗り替えをやらないで放置したままだと、劣化し見栄えも悪くなります。
建物の外観が悪くなると、建物の印象が悪くなるだけではなく、住んでいる人の印象にもつながります。
また、景観と治安の関係性は深く、外観が悪くなると治安が悪くなる可能性も高くなるのです。
自分では見栄えが気にならないので問題ないと思っていても、近隣からは不安要素があると見られてしまうこともあります。

 

建て替えを要する

外壁塗装を健康に維持することができずに放置していると、建物自体の劣化が進みます。最終的に構造や躯体などにも影響を及ぼして、住める環境ではなくなります。
劣化が進みすぎてしまうと、補修工事やリフォームだけでは対応できなくなり、建て替えを検討しなければならない場合もあるのです。
初期段階では外壁塗装の塗り替え費用で済んでいたものが、放置することにより莫大な費用を要することになりかねません。

 

外壁塗装が本当に必要なタイミングは?

外壁塗装の塗り替えは、よく10年に1回といわれていますが、家の状態や使用している材料・立地や環境によって違います。
日照時間・雨や雪の多い地域・海や川が近い・使用している外壁材や塗料などはそれぞれ違い、建物に影響します。
外壁塗装が必要なタイミングは、防水性が低下したときです。
目に見えてわかる症状としては、以下が当てはまります。

  • チョーキング(外壁を手で触ると白い粉がつく現象)
  • 外壁やコーキングのひび割れ
  • コケ・カビの発生>
  • 塗装の剥がれ

このようなことが外壁に起こったら、塗り替えのタイミングといえるでしょう。

ただし、築年数や前回の塗り替えからの経過年数はあくまでも目安のため、実際の劣化状況を見て判断することが大切です。
少しでも気になることがあれば、自分で判断するのではなく、塗装業者に相談して診断してもらいましょう。

 

まとめ

外壁塗装をやらないとどうなるかは、見た目だけの問題ではなく、建物の寿命や健康にも影響します。
最終的には建て替えを要する場合もあり、余計な費用が発生することも考えられるため注意が必要です。
外壁塗装は、建物と家族を守り、快適な暮らしを提供してくれます。
自分の家がいつ塗り替えのタイミングかを知りたい人は、業者に相談しましょう。

アラテックでは高品質・低価格の外壁塗装を実現しています。
無料で外壁診断も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。