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2025.12.12

ー外壁塗装の塗料種類を比較して失敗しない選び方ガイドー

ー外壁塗装の塗料種類を比較して失敗しない選び方ガイドー

 

外壁塗装の塗料種類を知るとリフォーム計画が立てやすくなる

外壁塗装を検討するとき、「どの塗料が良いのか分からない」と迷う方はとても多いです。業者から聞き慣れないカタカナの塗料名を並べられると、つい「おすすめでお願いします」と言ってしまいがちですが、基本だけでも知っておくと判断がぐっとラクになります。

塗料の種類ごとの特徴やメリットデメリットを理解しておけば、見積もり内容の違いも読み解きやすくなります。ご自宅の築年数や今後の住み替えの予定に合わせて、コストと耐久性のバランスを考えた選び方もしやすくなります。

外壁塗装でよく使われる塗料の大まかな種類

外壁塗装の塗料は、主に「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「ラジカル制御」「フッ素」「無機系」などに分けられます。最近ではアクリルはあまり使われなくなり、シリコン以上のグレードを標準で提案する業者も増えています。それぞれに価格帯と耐用年数の目安があり、何を重視するかによって最適な塗料は変わります。

一般的には、初期費用を抑えたいならウレタンや一部のシリコン、長持ちを優先するならフッ素や無機系といったイメージです。ただし、ただ高級なものを選べばよいわけではなく、立地や外壁材との相性も加味して考えることが大切です。

水性塗料と油性塗料の違いもチェック

塗料は成分だけでなく、「水性か油性か」という違いもあります。水性塗料はにおいが少なく、環境への負担も小さいため、現在の戸建て住宅では主流になりつつあります。一方、油性塗料は密着力や耐久性に優れる場合があり、下地の状態によっては今でも選ばれることがあります。

どちらが絶対に正解というわけではなく、外壁材や劣化状況に合わせて業者と相談しながら決めるのがおすすめです。

代表的な塗料種類ごとの特徴と選び方のポイント

ここからは、外壁塗装でよく使われる代表的な塗料について、それぞれの特徴と向いているケースを解説します。難しい専門用語はできるだけ避けながらまとめているので、「なんとなくのイメージ」を掴むつもりで読んでみてください。

ウレタン塗料:コストを抑えたいときの選択肢

ウレタン塗料は、外壁塗装の中では比較的リーズナブルな価格帯の塗料です。弾性があり、細かなひび割れに追従しやすいというメリットがありますが、耐久年数は七年から十年程度とされることが多く、最近ではメインで提案されることは減ってきました。

シリコン塗料:バランスの良さで定番の人気

シリコン塗料は、コストと耐久性のバランスに優れた定番の塗料です。十年から十三年程度の耐用年数が目安とされることが多く、「今後も長く住む予定だけれど、予算も気になる」というご家庭でよく選ばれます。汚れにくさや色あせのしにくさもあり、戸建て住宅の外壁では長年スタンダードな位置づけです。

ただし、同じシリコンでもメーカーや商品によって性能に差があります。見積書に「シリコン」とだけ記載されている場合は、具体的な商品名を確認して比較するのがおすすめです。

ラジカル制御塗料:コスパ重視の新しい選択肢

近年人気が高まっているのが、ラジカル制御型塗料です。塗膜を劣化させる要因となるラジカルという物質の発生を抑えることで、色あせやチョーキングを起こしにくくしているのが特徴です。価格帯は高性能シリコンと同程度でありながら、十二年から十五年ほどの耐久性が期待できるとされることが多いです。

「シリコン以上、フッ素未満」といったイメージで、コストパフォーマンスの良さから採用する業者が増えています。長く住む予定だけれど、できるだけ費用は抑えたいという方には、候補のひとつとしてチェックしてみてほしい塗料です。

フッ素塗料:長期的なメンテナンスを楽にしたい方向け

フッ素塗料は、耐候性と耐久性に優れたハイグレード塗料です。十五年から二十年程度の長い耐用年数を目指せるとされており、「塗り替え回数を減らしたい」「将来のメンテナンスを楽にしたい」という方に向いています。高層ビルや大型施設などでも採用されることが多く、性能面での信頼度は高い塗料といえます。

無機系塗料:最高クラスの耐久性を目指す塗料

無機系塗料は、ガラスやセラミックといった無機物の成分を多く含む塗料で、非常に高い耐候性と低汚染性を持つとされています。条件が合えば二十年以上の耐久性を期待できるとされる商品もあり、「とにかく長持ちさせたい」というニーズに応えるための最上位クラスの塗料として位置づけられています。

ただし、価格はフッ素以上になることも多く、誰にでもおすすめできるわけではありません。採用する場合は、無機系塗料の施工実績が多い業者に依頼することが安心につながります。

自分の家に合った塗料種類を選ぶためのチェックポイント

ここまで塗料の種類ごとの特徴を紹介してきましたが、実際に選ぶとなると「結局どれがいいの?」と迷ってしまう方も多いと思います。最後に、ご自宅に合った塗料を選ぶためのチェックポイントを整理しておきますので、見積もり比較をするときの参考にしてみてください。

重視したいポイントを整理する

まずは、次のうちどれを一番重視したいのかを考えてみましょう。
・初期費用をできるだけ抑えたい
・塗り替え回数を減らしてトータルコストを抑えたい
・汚れにくさや色持ちの良さを優先したい
・環境や健康への影響をできるだけ少なくしたい
すべてを完璧に満たす塗料はなかなかありませんが、優先順位を決めておくと、業者からの提案内容の良し悪しを判断しやすくなります。

立地や外壁材との相性を考える

海が近い地域や、交通量の多い道路沿い、日当たりが非常に強い立地などでは、塩害や排気ガス、紫外線などの影響を強く受けます。また、サイディング、モルタル、タイルなど外壁材の種類によっても、適した塗料は変わります。見積もりの際には、こうした条件を踏まえたうえで塗料を提案してもらえているかどうかを確認しましょう。

保証内容やアフターサービスもセットで検討

同じ塗料を使っていても、施工の丁寧さやアフターフォローの体制によって、実際の持ち具合は変わってきます。工事後の保証年数や、定期点検の有無なども含めて総合的に判断することが大切です。